浜松計画(10/14〜10/22)
→地図1(14-19日)地図2(19-22日)
14日(日)
19時すぎに出発。日中に出発すると環八で渋滞するのと、高速道路で車中泊すればETCで3割引されるので。東京ICから東名高速に乗って、途中休憩を入れながら西進。
由比PA付近は目の前に海が開ける眺めのいい所なんだけど、今回は夜なので全く見えなくて残念。
22時半に日本坂PAに着いて、ここで車中泊。

15日(月)
6時半に日本坂SAを出て、浜松西ICで高速道路を降りて7時半に浜松基地の南側(広報館の近く)の撮影ポイントに到着。到着するや否やT−4やE−767が飛び始めて、あわててカメラを取り出して撮影開始。まだ無線受信機のセッティングもやってないよ。
E−767がタッチアンドゴーやら基地付近で旋回やらやっていて、南基地が見えるポイントに行ったりして撮影していた。しばらくしたら飛行作業が無くなって落ち着いてきたので、やっと無線受信機(レシーバー)をセッティング。周波数を登録せずに出てきたから、それまで無線を聞かずにやっていた訳だ。無線を聞かなくても撮影は出来るけど、聞いていれば飛行機がやって来るのか、タッチアンドゴーをやるのか、着陸をするのかが事前にわかるので便利。

9時になると再び離着陸が頻繁になってきて、カメラ大忙し。見ていると、赤白の芦屋カラーやYS−11EBのような灰色迷彩のT−4がいる。教官機なのかな?と思いながら、それを重点的に撮っていた(浜松のT−4は教育飛行隊)。しばらくするとまた落ち着いてきた。

10時半になるとまたも離着陸が頻繁になる。そしてしばらくすると落ち着く。
そうこうしているうちに昼が近くなってきたので、一旦浜松基地を離れる。浜松駅の方へ行くと「神戸屋レストラン」というレストランがあって、ここが美味しいという話を聞いていたので、いっぺん食べてみるかという事で。神戸屋レストランは本当は東京の方の店なんだけど、中央線の北側に無いから行ったことはなかった(一番近くて調布の先)。ランチでも千円以上するというのもあるし。事前に地図で調べておいたので問題なく店に着いたけど、着いたのがちょうど12時。駐車場がいっぱいでしばらく入れなかった。それだけ人気がある店なのだということなのだろう。
店に入ったらカウンターに案内された。しかしこのカウンターからは厨房が見えるので、独りで行くには飽きずにいられるいい席だ。今日注文したのはハンバーグのランチとコーヒーで1670円(1390+280)。昼飯にしてはかなり高いけど…う、うまいぞ〜!(どっかのアニメのように)。これが本当のハンバーグというものか…と心の中で涙を流しながら味わってきた。

13時に浜松基地に戻ってきて再び撮影開始。夕方まで居すわっていた。他にも撮影してる人や、眺めている人もいたけど、日が暮れてくると三々五々帰っていった。自分は最後までいて、夕日をバックにした写真も撮れて満足。

今晩は浜松西ICの近くにあるホテルルートイン浜松西で宿泊。車中泊にまだ不安があるので、今晩はホテルに泊まることにした。基地に近いし、前に小牧で泊まったチェーン店だからという事でここに決めた。ネット予約で朝食バイキング付きで6400円也。

16日(火)
いつも朝は6時〜7時の間に目が覚めているので、この日も目覚ましがなる前に起床。荷物をまとめて車に積みに行ったらもうヘリが飛んでるよ。まだ7時前だというのに。7時から朝食バイキングを急いで食って浜松基地へ向けてチェックアウト&出発。
昨日同様に7時半に同じ場所に到着。昨日ホテルに着いたときに脚立が無いことに気づいたけど、多分あの場所に起きっぱなしにしたのだろう、どうせ明日朝イチに行くからその時に回収すればいいや、と思っていた。しかしその場所に着いてみたら…無い。近くを探し回ったけど見つからない。もしかしたら昨日帰りに寄ったスーパーに忘れてきたのかも(荷物の整理をやった時に)。こんな所に来て脚立を無くしちゃったよ。おかげで今日は脚立無しで撮影。しかし脚立無しだと基地のフェンスが入りやすくなって今って具合が悪いな。
今日も7時半に飛行機が飛び始めた。どうも1.5時間周期で訓練飛行を実施しているらしい。前の隊が着陸してから次の隊が離陸する、というのを1.5時間間隔で実施している。なお飛行場に入ってくるときは編隊でやって来て、基地上空で編隊を解いて着陸体制に入っていた。やっぱり教育飛行隊だけあって、そういうのはわりとキッチリやっているな。

9時半になったら(つまり2回目の離陸が終わったら)浜松広報館へ遊びに行った。去年来たときはフライトシミュレータをやらなかったから、それをやるのが主目的。全周シアターで救難隊の映画を見て(去年も見た)、フライトシムをやって、バンパイアを撮ったりして遊んだ。フライトシムは自信があったんだけど、まるでだめ。スティックが恐ろしく軽くてフラフラな飛行になるわ、HUDの内容を画面に出しているのに窓枠が邪魔でそれが全然見えないわ、画面の右側は後ろの光が反射して全然見えないわ。ひとつは自分の腕の問題だけど、残りの二つは向こうの問題。さすがお役所仕事だね、利用する側の事を何も考えていない。

11時になったらまた神戸屋レストランへ行って昼食。今回はテーブル席が空いていたけど、厨房の様子が見えるカウンター席をあえて選んだ。この席は飽きずにいられるから本当にいいわ。


昼飯の後は浜松基地へ戻り撮影開始。隣にある静浜基地の練習機が訓練で飛んできたり、救難隊が飛んだりしていた。救難隊にいるMU−2やV−107はそろそろ引退だから、ちゃんと記録に残しておかないと。

今晩はホテルではなく道の駅潮見坂で車中泊するので、暗くなる前に道の駅に着いていたい(道に迷いたくない)。なので昨日よりは早めに浜松基地を引き上げた。国道1号線のバイパス道を通って浜名湖の南端をかすめて、道の駅潮見坂には想定通り暗くなってきた頃に到着。ここで夕飯を食って車中泊。目の前がバイパス道なので、噂通り車の音がうるさい。でも耳栓をしているので無問題。


道の駅に行く途中で給油。約20リットル給油して、走行距離が約350Kmだった(17.5Km/Lという燃費)。

17日(水)
寝る時間が早いので、起きる時間も早くなる。6時に起床して、目の前にある砂浜を散歩。今回の旅行にはマニュアルフォーカスのベッサフレックスを持ってきているので、これで風景などを撮影。基地ではデジタル一眼を使うけど、それ以外ではベッサフレックスを使うことにしているのだ。


散歩から戻ってきて、車内の後始末をしていたら、となりに泊まっていた車のオジサンが起きだして来て話しかけてきたので、しばらく話をしていた。8時半になったら道の駅を出発して国道1号線を東進、中田島砂丘へ行った。砂丘ってどんなものかと思ったら、堤防みたいな所が砂で覆われているという状態なのね。カメラ片手に砂丘を散歩して、しばらくだらだら過ごしてから浜松駅に向かった。浜松は餃子の街としての一面があるから、その餃子を食べに。浜松駅前とかをウロウロしてみたけど、それっぽい店が全然見当たらない。細かい地図が無い(持っていない)なか、駅のあたりを適当にうろついたけど、見当たらないので諦めて太平洋沿岸に戻った。浜松餃子食ってみたかったのにな。
国道1号線から離れて太平洋岸を走っていたら、天竜川の手前で偶然立ち寄り風呂を見つけたのでここで入浴。夕べは風呂に入れなかったから、これでサッパリした。着いたのがちょうど12時だったので入浴後にここで昼飯を食おうとしたけど、メニューがイマイチだったので飯を食わずに出てきた。
いったん北上してから国道150号線で天竜川(軽巡洋艦の名前の元だ)を渡って再び南下して行ったら、公園があるらしい看板が出ていたのでそこに寄ってみた。竜洋海洋公園という公園で、ここの食堂で鰻丼を食った。


この公園のそばには風力発電の風車があるので、行ってみようと思って歩いていったけど、水路が邪魔して近づけない。でも向こう側には車が見えるからどこかにルートがあるはずだと思って、車に乗って駐車場の奥に行ってみたら向こう側に行けるルートがあった。そして風力発電の風車の下にたどり着いた。大きいというのは知っていたけど、空いた口がふさがらないほど大きい。


風車見物をした後はまた国道150号線を東へ向かう。途中ケーヨーD2を見つけたので、ここで脚立を現地調達。これで撮影に対処できるようになったぞ(戦闘準備完了)。
しばらく東進したけど、竜洋海洋公園を出たのが15時前で次の目的地である御前崎に向かおうとすると、どうしても夕方になってしまう。これでは観光としても寝床を探すのにも具合が悪いので、この日の行動はここで打ち切り。しかし近くに道の駅はないので、北上して国道1号線まで出て道の駅掛川へ。道の駅潮見坂でオジサンが掛川はコンビニがあって便利だと言っていたけど、自分も来ることになるとは思わなかった。途中、有名なシンドラーエレベーターの工場(袋井市)の脇を通って、掛川に着いたのは夕方。ちょうど夕焼けが見える時間だった。
食堂で飯を食って、今晩はここで車中泊。


18日(木)
6時に起床して、7時前に道の駅を出発。菊川駅付近でちょっと迷ったけど再び国道150号線へ。袋井市の東端あたりでまた砂丘見物(7時半)。しかし海岸に出る手前に巨大な丘が、しかも砂に覆われた丘があって、歩くのにものすごく苦労した。このあたりはウミガメの産卵地らしく、そんな看板とかが出ていた。



次に浜岡大砂丘。でもこの辺は全部同じ砂丘で地区ごとに名前が違うだけ。なので見た目は同じ。


洗濯物がそろそろ溜まってきたのでコインランドリーを探しながら東進していたら、御前崎市のイオンタウンにコインランドリーがあったのでここで洗濯(9時)。そしてマックスバリュで飲料などを調達。10時すぎに洗濯が完了したので次の目的地の浜岡原発へ向かう。しかし原発にはすぐに着いた。原発の脇に浜岡原子力館があるので、そこを見学。


原子力館には原子炉の実物大模型があったけど、思ったより大きくなかった。他に色々展示物もあったけど、イマイチ面白くなかった。原発の安全性に関する展示なんか、単なる自己弁護のように見えたし。でも展望室から見える景色はよかった。原発の全景は見られるし、さっき寄ったイオンタウンも見えるし。


1時間ほど見学してから、岬としての御前崎へ向かう。御前崎への道は海からはやや離れているんだけど、御前崎の手前で海沿いに出る。ちょうど東名高速で由比で海が見えるのと同じような感じ。


この後はずっと海岸を走って、非常に眺めがいい。しかもいたる所に無料駐車場があるので、海岸の写真を撮ったりするのに本当に便利。


普通の人にとってこの御前崎の名所といったらこの海岸と灯台なんだけど、自分にとってはもうひとつ名所がある。それは航空自衛隊の対空レーダー。どこにあるんだろうと思いながら海岸を走っていたら、山の上にレーダーがあるのを見つけた。さっそく脇の道に入って山の上(というより高台)に上がってレーダーと記念撮影。ここは航空自衛隊の御前崎分屯基地というのが正式名称。レーダーくらいしかないかと思ったら、結構他にも色々と施設があった。なお御前崎の観光案内にはこのレーダーは「ドーム」、通信用の鉄塔は「タワー」と表記されていた(笑)


基地を見た後はまた海岸へ戻って御前崎灯台を目指す。案内の看板を見ながら灯台へ行ってみたら、民家の間にある小さい灯台だった。灯台というと岬の先端にある高い塔というイメージがあるけど、ここはそのイメージぶち壊し。駐車場らしからぬ場所に車を止めて、150円払って灯台にのぼってみたら…絶景かな絶景かな。高台の上にあるから、塔自体は低くても海面からはかなりの高さになる。高所恐怖症にとってはちょい辛いけど、本当に眺めがよかった。

灯台の後は海鮮なぶら市場へ。ここには昼飯を食おうと思って来た。500円でねぎとろ丼を食える店があったので食ってみたけど、イマイチだった。器は使い捨てのプラスチックだし、ねぎとろは隣の市場で買ってきたものをただ乗せただけといった感じ。まったく安いだけの店だった。これだったらもうちょっと金出してほかの店に入ればよかった。


飯の後は近くの海水浴場などを散歩。ここにも風力発電の風車があった。やっぱりものすごく大きい。また御前崎港には自動車運搬船がいた。箱みたいな船で奇妙としか言い様がない船。
 

他には巡視艇なんかもいた。前部には砲塔があって、あの大きさからすると20ミリ機関砲だろう。近くで見たいけど、残念ながら立入禁止区域なので遠くから見ただけ。


散歩の後は海鮮なぶら市場へ戻って、名物のシラスアイスを食してみる。どんなものかと思ったら、アイスにシラスが入っているという名前通りのシロモノだった。名物というよりは珍味だ、というのが自分の感想。なので口直しに抹茶ソフトを食ってから御前崎を出発。


海岸沿いを北上していくと、再び国道150号線と合流。ここからしばらく信号が少なくてビックリ。確かに東側は海だけど、西側からは道が接続しているのにこんなに少ないとは、さすが田舎。
しばらく交通量の多くない道を北上して、国道を離れてから大井川を越える(ここも軽巡洋艦の名前の元だ)。そして大井川町に入って静浜基地へ。ここは元々海軍の夜襲航空隊「芙蓉部隊」の基地だった所(渡辺洋二著『彗星夜襲隊』を参照されたし)。ぜひ見てみたいと思っていた基地。プロペラ機(T−7)を手で押しながら格納庫に入れる姿なんかを見ていたら本当に感慨深かった。なお写真を撮っているとき、フェンスの有刺鉄線の位置が悪くてちょっとフェンスに手をかけていたら、警備の隊員が飛んできた。不審者かもしれないから、その行動は当然だわ(普段はフェンスに手をかけたりはしないんだけどね)。
14時半すぎに静浜基地に着いて、日が暮れてきたから16時に基地を出た。つまり1時間以上いたという訳だ。そんなに長くいたような感じはしなかったけど。

次の目的地は焼津の予定だったんだけど、もう日が暮れてきたので道の駅宇津ノ谷峠へ向かう。このあたりは国道1号線から離れているので、道の駅に着いたときにはもう日が暮れていた(17時)。飯を食った後に今後のことを考えてみる。当初の予定ではこのまま太平洋岸を伊豆の方まで行くというものだったんだけど、静浜基地でT−7の編隊飛行を見て浜松航空祭に行きたくなってきた。しかし浜松航空祭に行くことは考えていなかったので、装備が足りていない。とにかく電池の充電ができないから(充電器を持ってきていないから)撮影に不安がある。浜松航空祭を最優先にするという観点から一旦東京に戻って装備を整えることにした。

今晩のうちに東名高速に乗っておきたいので、18時に道の駅宇津ノ谷峠を出て国道1号線をひた走り、静岡を越えて清水ICから東名高速に入った。そして富士川SAに19時すぎに着いて車中泊。

19日(金)
富士川SAを5時に出たのだけれど、すぐに渋滞。工事渋滞があるとの情報は得ていたんだけど、ゆっくり走るくらいだと思っていた。ところがしばしば止まってしまうくらいの渋滞。せっかく早く出たのに夜が明けちゃったよ。


富士ICの手前から渋滞していたんだけど、すぐに走り始めるだろうと思って頑張っていた。しかし全然渋滞が解消される様子がない。ノロノロしながらなんとか沼津ICまで来たので、ここで高速道路を降りた。東名高速に平行する国道246号線を北上して御殿場に向かう。御殿場からは総合火力演習の時と同じルート(R138→東富士五湖→中央道)を通って東京に戻ってきた。中央道の石川SAで休憩して時間を調整して、国立府中ICで降りてスクールゾーンを規制が終わった時間に裏道を通って、9時すぎに帰宅。

資材を下ろしたり乗せたり装備を整えて、電池に充電して、給油をして準備を整え、自分にも燃料を入れて(昼飯)準備完了。ガソリンは約30リットル給油して走行距離が約460Kmだから、燃費は15.5Km/Lとなった。
装備を整理していたら、ベッサフレックスのレンズキャップが無いことに気づいた。探しても見当たらないし記憶をたどってみたら、どうやら砂丘でレンズキャップを忘れてきたらしい。なので地元でレンズキャップを調達。

夜になってまたも東京ICから東名高速に乗った。今晩はまた富士川SAで車中泊。

20日(土)
6時に起床。富士山が良く見えるSAなので富士山の写真を撮って、6時半にSAを出発。



途中、由比PA付近で目の前に海が広がる風景を堪能して(ターラッタ、ターラッタ、海だ、海だ!)、7時を過ぎてから牧之原SAで朝食。こんな所に(作り置きだけど)富士宮やきそばがあったので、これで朝食。「朝から焼きそばなんて」なんて言わないように。食べたかったんだもん。

9時頃に先日のポイントに到着。近くに来たオジサンと話をしていたら、オジサンの知り合いの夫婦が合流してくるわ、横浜からきたという大学生も一緒になって浜松基地に張りついていた。10時になったら予想通りブルーが到着。しかもスモークを曳きながらの到着だった。これは珍しい。その後三々五々人が集まってきたけど、浜松広報館の方がものすごく人が多かった。昼飯は買ってこなかったのでカロリーメイトで昼食を済ませて、午後のブルーの予行に備えた。
そして13時半にブルーが飛行開始。しかし飛行開始と同時に警察が駐車禁止の取り締まりに来た。それまで何度も回っているのに、ブルーの時だけ切符を切ろうとするんだから意地が悪い。路駐していた自分も粘ったけど仕方なく車を移動させた。おかげで予行の終わりの課目は撮れなかった。一緒にいた夫婦から近くに車を止める場所があるのを聞いたのでそこに車を置いて、外来機の到着を撮っていた。
もう外来機も来ないだろうという時間になってから、地元民のオジサンに風呂の場所を聞いて入りに行ってきた。そこで風呂と夕食を済ませて、さっき車をとめたところに戻って車中泊。なお浜松広報館の前にはすでに1台車が止まっていた。

21日(日)
早く寝たのと寒いのとで夜明け前の5時半に起床。昨日の場所に行ったけど、寒くて仕方ない。気温が低いのと風が強いのとでブルブル震えながら昨日の人たちが来るのを待っていた(だってひとりだとヒマなんだもん)。目の前は大渋滞。これみんな浜松基地の駐車場に入ろうとする車(基地内に駐車できるなんて東京の人間からすると信じられないが)。写真は夜明けの6時の状態。


7時前に昨日の夫婦が到着。目の前に並んでいる車に何時からいるのか聞いていた。5時頃に来たということだから、自分が起きた頃。ほとんどが徹夜組なのかと思ったけど、そんなに多くないのだな。
7時になったら駐車場が開いて続々と車が入っていった。写真に撮って見てみたら、一番先頭の車は神戸ナンバーだった。神戸からなら前日からも納得。
8時前から航空祭が開始。7時50分の写真には既に観客が写っているから本当に早いんだな。これを考えると、入間は9時開門なのに9時飛行展示開始だから不親切だ。


航空祭が終わり、外来機が続々と帰投。そして16時半に最後と思われる入間のC−1が帰っていった。その後、これからどうしようかと考えた。週末は小牧と岐阜の航空祭。金土は岐阜の予行が無い。木曜日の朝までには岐阜に着いていたい。ここ数日急に気温が下がってきている。浜松からの観光を途中で打ち切っているから再開したい。諸々と色々を悶々と考えた結果、東京に戻ることにした。
浜松から東京に戻ろうとすると、東名高速を上っていくか、名古屋方面に行って中央高速に出るというルートがあるのだけれど、どちらも渋滞に巻き込まれそう。なので第三の選択、中央道に直行を選んだ。
浜松から国道257号線を北上、燃費計算してみると若干足りなさそうなので市街地にいるうちに10リットルだけ給油。国道151号線に入り南アルプスの端をかすめて飯田ICから中央高速というルート。ロードマップだけを見ると高度差がわからないのでこのルートをとってみたんだけれど、実際には山の中の道をひた走る事態となってしまった。うねうね曲がりながら山を昇り降りしたり、標高千メートル地点を通過したり、外気温が8度だったり、イロイロと初体験しながら何とか人の多く住む所(飯田市)にたどり着いた。浜松基地を出たのは17時頃で20時半頃に飯田ICに入ったから、3時間半もかかった訳だ。
諏訪湖SAで車中泊しようと思っていたけど、疲れて眠気が出ていたので遙に手前の駒ヶ岳SAで車中泊。

22日(月)
駒ヶ岳SAは標高が高いせいで寒い。その寒さのせいで5時半前に目が覚めてしまった。6時になったらSAを出発して、6時半に諏訪湖SAに到着、ここで朝食。


本当はSAの温泉にも入りたいんだけど、10時からなのであきらめて東京に向かってひた走った。東京に近づいた所で燃料の残量を見てみると、帰宅までは間に合うハズだけど余裕があるとは言い難い状態。なので談合坂SAでまた10リットルだけ給油。浜松から飯田まで走ったのが山道だったのは計算外だった。
また国立府中ICで降りてスクールゾーンを規制が終わった時間に裏道を通って、9時半に帰宅。

これで14日の夜から始まって22日の朝までの7日半にわたる浜松計画が終了。

経費は以下の通り。
食糧 その他 土産物 ガソリン 高速道路 ホテル
62,429 18,289 9,820 1,970 13,360 12,590 6,400

これを7.5日で割ると8900円。一旦東京に戻ったとはいえ結構経費がかかっているな。
なお「その他」は虫よけとかコインランドリーとかその他諸々。

この間の給油量は95.62リットルで、走行距離が1520.9Km。燃費は15.90Km/Lとなった(通常は13Km/L)。

航空祭のせいで仕方なく途中で切り上げたけど、勝手気ままに適当なところを平日に観光して、適当な所で適当な物を食べて、本当に楽しかった。心配していた車中泊も寝られないという事態にはならずに済んだし。

航空祭がなければあのまま伊豆半島まで行くつもりだった。あるいは更に足を伸ばして三浦半島まで行ってフェリーで房総半島を回って犬吠埼を見て、百里基地を見てから帰るという事まで一応考えていた。来年もまたやりたいな。


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