岐阜計画(10/23〜10/31)→地図
23日(火)
16時前にに出発、青梅ICから圏央道に入った。中央高速に入って諏訪湖SAを目指す。諏訪湖SAの温泉に入るためにやや早めに出発したという次第。
18時半に諏訪湖SAに着いて、夕飯にさくら丼を注文。その名の通り馬肉を使ったどんぶり飯。馬だけに結構うまかったな。


夕食後はSAにある温泉に入った。温泉といいながら、銭湯より小さい風呂で拍子抜け。なにしろ洗い場(蛇口)が10人分無いんだから。それでも風呂に入るという目的は達せられるからいいや。

諏訪湖SA上り線の夜景。その左側が諏訪湖。


24日(水)
5時半に起床して6時に出発。車中泊すると車内に湿度の高い空気が充満してしまうので、しっかり換気しないと運転中にすぐに窓が曇ってしまう(起きた時点でも曇ってるけど)。なので起床してから出発まで30分はかかってしまう。
途中の恵那峡SAで休憩して、小牧ICで高速道路を降りて北上。この道は去年通った道だから、どこで曲がるか地図を見なくてもわかった。そして9時半前にかかみがはら航空中科学博物館(長い!)近くに到着。しかしもう予行練習(ペラとジェットの異機種編隊)をやっていたので、路駐して撮影した。まわりには同様に車やカメラが沢山。

予行が一段落したら博物館の駐車場に入った。そしてしばらくしたらP−Xが離陸してきた。岐阜基地に着いたと同時にP−Xが見られるんだから運がいい。P−Xが離陸したという事は当然着陸してくるという事。なのでそれを狙うためにポイント移動。R/W28手前の定番ポイント。離陸から1時間後にP−Xが戻ってきた。正面から見るとまるで旅客機だな、P−Xって。
その後コンビニに行って昼飯を調達して、また戻ってきてあとは無線を聞きながら待つだけ。着陸機を撮っているうちに、基地内から轟音が聞こえるようになってきた。音の具合から戦闘機が複数いるらしいのは判るけど、詳細は全く不明。なにせベースが入間基地だから戦闘機の音なんてあまり聞かないのよね。
C−1とT−4が上がって空中集合していた。そうか、これから異機種大編隊の予行なのか。去年と同様に3航過するのだろうと思ったら4航過していた。しかも4航過目は妙な隊形。何だかわからなかったけど、まわりの人が「50」の字だと言っていた。その「50」の隊形はやはり難しいらしく、やり直しをやっていた。異機種大編隊が終わったら順々に着陸してきた。着陸機を撮っていたら、回りにいたうちのひとりが「近代化改修機だ」とさわいでいたけど、自分はそんなのチェックしていないので「あっそう」としか思わなかったけど。
その後も着陸機を撮って、15時半になったら近くにある(看板が出ている)立ち寄り風呂へ行って入浴。それから明るいうちに道の駅柳津へ向かう。岐阜基地の近くには道の駅がないので、往復しやすそうな道の駅を選んだ。途中道に迷いながらなんとか道の駅に到着。パソコンには地図が入っているんだけど、運転しながらじゃ見られないし、コンビニに入ってパソコンの地図を見ようとしたらなかなかコンビニは見当たらないわ、まったく苦労した。

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ここで夕食を食って車中泊。

25日(木)
相変わらず6時に目が覚めたけどこんなに早い時間に行っても仕方ないので、だらだらしてから7時半前に道の駅柳津を出発。また博物館に入ろうとしたら、その手前でコスモスの花が沢山咲いている場所があったので写真を撮ってきた。


博物館の駐車場に入って離陸機などを狙っていたけどイマイチだった。博物館にある食堂で昼飯を食って更に待ったけどやっぱり駄目。どうやら今日は予行は無いらしい。なので着陸機を狙いに定番ポイントへ移動したけど、やっぱりイマイチ。浜松で聞いた撮影ポイントと思われる場所へ行ってみたら、着陸してくるF−2がものすごい突っ込みをしているのが撮れた。定番ポイントではこんなのは撮れないよな。

各所で数時間ずつ待ったけど成果はイマイチ。16時過ぎに基地を離れて道の駅柳津へ向かった。この道の駅の食堂は18時に閉まってしまうので、早いうちに帰ってこないといけない。この道の駅の付近に風呂が見当たらないので、今晩は風呂なし。

26日(金)
5時に目が覚めたら雨がザーザー降っていた。でも耳栓をしていたので全然気づかなかった。今日は予行がないので(しかも雨だし)、名古屋の大須に向かう予定。
7時前に道の駅を出て、近くにある珈琲屋に入って朝食。名古屋のモーニングは有名だけど、「モーニング」とは一体何なのかがどこにも出ていない。まったくもって不親切だ。店員に聞いたらトーストとゆで卵が付くのが「モーニング」というものらしい。だったらそうメニューなりに書いておけよ。禁煙と喫煙も別れてないし、チェーン店でこの有り様なんだから、ほかの店など推して知るべし。まったくもって不愉快だった。
(あとで考えたら、大阪人がオマケを付けると嬉しがるのと同じ感覚なのだろうという結論に達した。だからメニューに書かないのだと。)

その後は小牧へ向かって発進。地図がなくてちょっと迷ったけど、PHS(アドエス)のモバイルgoogleマップで地図が見られることに気づいて、その後は道に迷うことがなく小牧に着けた。小牧に着いてからは道を南下して名古屋市に向かう。しかし時間がまだ早いので、小牧基地(名古屋空港)を見てから行くことにした。なかなか名古屋空港への案内看板が見当たらないので、空港のある左側を気にしながら走っていたら、くるくる回転しているレーダーが見えたので急きょその方向へ曲がっていった。そうしたらビンゴ、見事に飛行場が見渡せる公園、航空館boonのある公園にたどり着いた(神明公園)。目の前に滑走路があり、右側に菱重があり、滑走路の向こう側は小牧基地、実に眺めがいい場所だ。時間つぶしのつもりで来たけど、2時間も居座ってしまった。

その後は大須に向かうけど、その途中でゲームストア・バネストに寄ってカードゲーム(ESCARATION!)を購入。東京の方ではなかなか手に入らない輸入モノなので、名古屋方面に来たついでに買いに来た。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/

途中で昼飯を食ったので、大須には13時過ぎに到着。コインパーキングに車を入れて散策開始。昔来たときは出張で名古屋に来たついでに寄ったから時間の余裕がなかったけど、今回は時間を気にする必要がないのでのんびり散策。


自分にとって大須って電気街だけど、実際に見て回ると衣料品店が多いのね。とくに古着屋が多い。そんな中に軍装品屋があった。しかも御徒町の中田商店と関係ありの店。中に入ったら取扱商品が中田商店に似ていた。まあ欲しい物は中田商店で買っているから、冷やかしただけだけど。その後も散々歩いて、やっと電気街の部分を見つけた。でも秋葉原を知っていると電気街というにはイマイチまとまりがない。比較的多いという程度。まあ秋葉原と比較するのが間違いと言えるけど。

大須は15時前に出発して帰途についた。帰りは見知らぬ道を走って直接道の駅柳津に向かうので、再びモバイルgoogleマップのお世話に。来るときに通った国道41号線を北上して、途中から国道22号線に移って帰った。
そういえば名古屋に来たのにテレビ塔や名古屋城は見なかったな、すぐ近くを通ったのに。とことん天の邪鬼な自分なのでありました。

それにしても名古屋人って酷い運転するな。方向指示器なしで車線変更は珍しくなく、交差点内だろうが、はみ出し禁止のオレンジラインの上だろうが平気で車線変更するわ、右の車線の方が進んでいれば割り込んで行き、左の車線の方が進み始めたらまた割り込んでくる。暗くなっているのに無灯火で走っているのも珍しくない。スモールライトを点灯しているより無灯火の方が多いというのはどういう事よ。東京じゃそんな運転している奴はいないぞ。まったくもって田舎モンという呼び方が相応しい。

自分さえよければそれでいい、他人の事なんか、他人がどう思おうが知ったこっちゃないのだろう。そう考えればあの行動が全て納得がいく。(浜松ではそんな事感じなかった)

17時前に道の駅柳津に戻ってきて夕飯。そして食堂の人に近くに風呂はないか聞いたら、割と近くにある事が判明。パソコンに入れた地図ソフトには出てないから気づかなかった。実際に行ってみたら看板もあんまり目立たないから目の前を通っても見落としていただろう。ここは温泉ではなくスーパー銭湯なので値段も安かった。(岐阜保健短大の向かいにある「太古の湯」)

再び道の駅に戻ってきて、ここで車中泊。
なおこの道の駅、朝早い時間にいつも来る車がいて、他に場所が開いているのにいつも障害者用の場所に車をとめている。この行動も前述の「自分さえよければそれでいい」というのの証拠だと言えよう。

27日(土)
相変わらず早い時間(5時)に目が覚めて、6時になって起きだして、7時を過ぎてから出発。8時に小牧航空祭の指定駐車場(D駐車場)に着いて、シャトルバスに乗って小牧基地へ。しかし朝から雨が降ったりやんだりという悪い天気。小牧基地に着いてシャトルバスを降りて5分後には靴がびしょぬれになってしまった。傘を出したり仕舞ったりするのが面倒なので(撮影の邪魔でもあるし)、傘をささずに歩いていたら服もかなり濡れてしまった。出店にポンチョがあったら買おうと思っていたんだけど、残念ながら無くてちょっと寒い思いをしていた。しかしこのままだと本当に風邪を引いてしまいそうだったので、中に着るセーターのような物を探したら、千円ちょいでフリースのがあったのでこれを購入。上半身はこれで防寒は何とかなった。
休憩所として開放されていた空港ターミナルに入ってみたら、定期便の運行スケジュールが出ていた。ちゃんとそれを撮っている人がいたので、じぶんもそれを撮影。これで入間にYS−11Pが来るのがいつなのかがわかった。

帰りに、隊内売店(PX)が無いかなと思って探していたら、一般にも開放されていた。空自迷彩の迷彩服や帽子があったら買おうと思っていたけど、残念ながら無かった。作業着とかはあったんだけど、それは別に欲しくはないし。なのでネクタイとベルトを買っただけだった。

シャトルバスに乗って再びD駐車場に戻って来たのが13時半。そこからは小牧周辺のスーパーを巡って靴を探した。びしょぬれの靴なんか履いていられないし(塹壕足になってしまう)、明日までに乾くとも思えないので。自分は足のサイズがデカイのでサイズがあるか不安だったけど、安い(3千円)のを見つけることが出来て助かった。

岐阜航空祭の前は去年同様に小牧のホテル、ルートイン小牧に宿泊。写真の整理と電池の充電と衣服の洗濯、そして靴をドライヤーで乾かして明日の準備。靴は乾かさないとカビちゃうかもしれないし、車に濡れたままおいておくと臭うかもしれないので。
準備万端で就寝。

28日(日)
5時に目が覚めて出発準備を完了してから、ホテルの朝食バイキングで朝食(6時)。それから出発して7時にかかみがはら航空宇宙科学博物館の前に到着。ところがものすごい行列が出来ている。博物館の駐車場の入場待機列かと思ったら、ここも基地内駐車場への行列だった。
しばらく時間を潰してから博物館の駐車場に入れたのだけれど、自分が入ってしばらくしたらもう駐車場がいっぱいになっていた。来年は気をつけないといけないな。

撮影は駐車場の適当な場所に移動して実施。しかし大声で阿呆丸出しで騒いでいるやつがいて閉口。最初はその声が聞こえるところにいたけど、不愉快なので他の場所に移動した。あ〜やだやだ。

F−15やF−2、F−4の爆音は相変わらず物凄かった。近くで撮っていた人なんか、車の防犯センサーが反応して警報メールが何度も来るとこぼしていた。それくらい物凄い。戦車の発砲と戦闘機の爆音、あれは良いものだ。昼から異機種大編隊で、その後にはブルーインパルスの飛行展示。去年はブルーは見なかったから、今年は岐阜での初ブルー。こういう会場からは外れたところで見るのもいい。

ブルーが終わったら外来機の帰投を見ることなく出発。浜松で一緒だった人たちがまだいるかもしれないから挨拶をしに。しかし博物館や基地から出て車が沢山いるし、基地の南は木曽川があるせいで、東か西しか逃げ道がない上に道も3本しかないから大渋滞。おかげで挨拶などできなかった。
なので岐阜に来ている間のベースにしている道の駅柳津へ向かう。しかし国道を通ると渋滞しそうなので更に離れた道を通って帰っていった。途中寄り道していたら、上空をブルーが飛んでいった。
 

17時に道の駅に帰ってきて飯を食ったら風呂に入りに行って、道の駅に戻ってきたら本日の行動終了。

29日(月)
相変わらず早く目覚めて7時に岐阜基地へ向けて出発。ただし途中でコンビニ入って朝食を食って週刊誌を読んで時間を潰した。
しかし岐阜基地の普段の飛行作業の行われ方がわからないので、どうしても無駄が多い行動になってしまう。なのでこの日は博物館を見学。ただし去年見ているのであまり期待はせずに。

昼飯を食った後に定番ポイントへ移動して着陸機を狙う。しかし待っていた時間に対して得られた写真は少ない。つまりパフォーマンスが悪い張り付きだった。

夕方にベースにしている道の駅に戻ってきた。そして今後のことを考える。このまま岐阜にいてもこの日と同じような状況になるだろう。週末は入間航空祭で早めに帰って予行に対応したい。だったら岐阜は諦めて東京に戻ろうという結論に達した。明日は午前中は岐阜基地に張りついて、午後はどこかに行ってから帰ろう。

今後の行動を決めた後は、暇なので近くにあるショッピングセンターに行ってみた。駐車場に入ろうとしたらキャンピングカーが並んでいる。もしかしたら自分の車(サンバー)のキャンピングカー化したのがあるかも、と思って車を置いたら見に行ってみた。すると本当にあったよ。前々から見てみたいな、チェックしたいなと思っていた車だったので実に嬉しかった。でも話を聞いたら納車のために群馬からやってきただけで、この店には在庫していないそうだ。だからここで出会えたのは本当に天佑ともいえる偶然。営業の人に話を聞いて色々と勉強になった。金に余裕があったらぜひ欲しい車。

フィールドライフ・トライキャンパー
http://www.fieldlife.co.jp/rv/trycamper_i.html

話を聞いた後は風呂に入りに行って、マクドナルドで飯を食って(月曜日は道の駅の食堂やら土産物店が休み)、道の駅に戻って行動終了。これでこの道の駅に泊まるのも最後。

30日(火)
またこの日も6時に起床、7時過ぎに出発。午前中は岐阜基地に張りついて、そして12時に岐阜基地とお別れ。北上して道の駅平成を目指す。13時に道の駅に着いた。ここは元号が変わった頃にマスコミが大挙して訪れた場所。正確にはここのもうちょっと北が平成(へなり)地区だけど。
ここで昼飯を食って、イチゴソフトクリームを食って、散歩して、うたた寝して過ごして15時になってから帰途についた。
 

標高の高い諏訪湖SAで車中泊する予定なので防寒装備が必要。その装備を整えるために100均を探したのだけれどなかなか見つからない。結局また岐阜基地付近まで戻ってきてしまった。100均でちょっと装備を整えてから小牧へ向けて南下して、小牧ICから高速道路に乗って諏訪湖SAを目指す。しかし20時を過ぎてから諏訪湖ICに到着。この時間に着いて風呂に入ったのでは、車中泊の準備をしている間に湯冷めしてしまう。なので風呂は諦めた。諏訪湖SA上り線はトラックが近くに止まるから車中泊向きではないと思ったけどやっぱり車中泊向きではなかった。耳栓していなかったらうるさくて眠れなかったろう。なお急きょ整えた防寒装備は、ドアから降ってくる冷気を防いでくれて非常に有効だった。

31日(水)
4時に目が覚めて、50分後に出発。かなり冷えているし、これから高回転運転するから暖気運転はしっかりとしないと。
夜明け前に東京目指して出発して、八王子JCTで圏央道に入り、入間ICで降りて入間基地へ。8時に着いたのにもう人が沢山来ていた。昼飯を買いに行ったとき以外は入間基地に張りついて、総飛と飛行点検隊の予行を見て、YS−11のEAとEBの両方が撮れて、岐阜を切り上げて来てよかった。

15時に入間基地を引き上げて、16時に帰宅。


これで23日の夕方から始まって31日の夕方までの8日にわたる岐阜計画が終了

経費は以下の通り。
食糧 その他 土産物 ガソリン 高速道路 ホテル
58,623 15,970 12,936 2,932 11,585 9,000 6,200

これを8日で割ると7300円。今度は途中で戻ってこなかったからその分安くなっている。

この間の給油量は83.05リットルで、走行距離が1303.1Km。燃費は15.69Km/Lとなった。
しかし10/30の朝から帰ってくるまでの走行は28.05リットルで506.2Km走行、燃費は何と18.04Kmという数字を達成。なにしろ帰りの高速道路では80Kmという低速走行で頑張ったのでそれが報われた格好。


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