【初日の出】 |
初日の出を見に房総半島南部へ行ってきました(12/31〜1/2)。その旅行記です。 (時刻の記述は軍隊式にしています 17時30分→1730時) ※JavaScriptを使用しています。オン(使用可)にして下さい。 ※IEでは一部正しく表示が行われない場合があるようです。Netscapeの使用をお勧めします。 至極当然の事でありますが、写真の無断転載、無断リンクはいっさい禁止・お断りです。 |
− | 1月1日 元旦は6時前に目が覚めた。 車がどんどんやってくる音は耳栓をしていても聞こえるが、寒いので寝袋の中でウダウダ過ごす。 6時になって起床。とりあえず場所の下見をしてくる。 |
海岸ではたき火を幾つか焚いていて、既に暖を取っている人がかなりいる。しかし車の数を考えるとやや少ないか。 カメラを取りに車に戻ろうとしたら、海鮮汁の無料サービスがあるというので行列に並んだ(0615)。 「海鮮」というからどんな汁だろうかと思ったら、つみれ汁だった。でもこの風通しのいい海岸で熱々の汁がもらえるだけでもものすごく有り難い。 3枚目、このような空の色のことを「ドーンパープル」というのだろうか。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
夜明け前、カモメらしき鳥の群れが海上を移動しながら舞っていた。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
夜明け前。岩の上には若者が降りていた。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0646時、犬吠埼の夜明けの時刻。しかし見ての通り海上には雲が出ているので向こうでもまだ太陽は見えていないだろう。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0651時、雲の隙間から太陽らしき光源が見えた。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0656時、もうすぐ太陽が雲から顔を出しそうな感じになってきた。 この光が伸びているのが見えると、映画「トラ・トラ・トラ」の「見ろ、軍艦旗や」という台詞を思い出してしまう。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0659時、太陽が出てきた。これが今年の初日の出。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0702時、太陽が完全に顔を出した。自分はもう撤収にかかった。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0705時、この道の駅の海岸(公園)には漁船が置いてあって、その甲板に上がることができる。 甲板に上がってセルフタイマーで自分撮影。 下はその漁船。左側に人が沢山いることに注意。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
0727時、もうたこ揚げを始めた親子連れがいた。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
− |
車に戻って出発準備。寝袋を広げて、ドアを全開にして空気を入れ替えて、暖気運転をして。 その間、この後どう行動しようかと考えた。房総半島を時計回りに回って東京湾方面へ行くか、北上して九十九里浜方面へ行くか。 結果、前者で行くことに決定。 0805時に道の駅を出発して、まず野島崎へ向けて車を走らせる。 |
0811時、野島崎灯台の前に奇岩が見えたのでそのあたりでちょい撮影。
でも物凄い風で手ブレしないように撮るのが大変だった。 向こうに野島崎灯台が見える。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
− |
野島崎灯台には立ち寄らずにそのまま通りすぎた。灯台の近くに車で入れなさそうに見えたからなんだけど、実際には近くに入れた。
灯台を背景に記念撮影をしようかと思っていたんだけど、失敗。 |
0826時、駐車場があったので、そこに入って海を背景に記念撮影。下の写真、風が強くて砂場に風紋が出来ていた。
本当は砂も飛んでいたんだけど、やはり写真には写らなかった。 (撮影:EOS 30D+SIGMA18-50mm) |
|
− |
洲崎へ向かうためにR410から離れる。この道は「房総フラワーライン」という名前になっていて、結構綺麗な通りだった。
ただし海は見えないし海側に車も停められないので、海を見るという観点からはイマイチ。 この房総フラワーラインの途中に道の駅南房パラダイスがあるので寄ってみたけど、ここは「南房パラダイス」という施設を流用した道の駅。 施設の駐車場を24時間開放にして、駐車場にトイレをつけただけといったところなので、全く道の駅っぽさがない。 |
0912時、洲崎灯台とそこからの眺め。 洲崎灯台へは\200の駐車場に車をとめて山(丘)を上がると出られる。夕方になると富士山と夕日が見えて絶景らしい。 上:灯台。灯台というともっと高い塔というイメージがあるが、以外と背は低い。 中:強風のお蔭だろう、富士山がよく見えた。 下:浦賀水道は船が縦に並んで航行しているのが見えた。 0920に灯台を出発。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
0925時、館山湾(西岬海水浴場のあたりか?)の海面が南国のような色だった。おまけにあちこちに菜の花が咲いているし。
ススキと菜の花が一緒にあるのって南房総ならではか。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
0950時、海上自衛隊館山航空基地に到着。 この基地の前には造船所があって船が陸の上に上がっているのが見えたので寄ってみた。 これだけ大きな船が船台の上に乗っているのって初めて見たわ。 1:漁船程度の大きさの船が陸(おか)に上がっているのは見たことがあるが、この大きさのは初めて。 2:となりに灰色の船が見えた。海自の船だと思われるが、放水銃が見えることから雑務船か? 3:船台に上がった船の近くまで寄れた。船首付近に横向きスクリューが見える。岸壁から離れるときなどに使うのだろう。 隅田川を行き来する水上バスの喫水線下にもこのようなスクリューがついているということか(離岸するとき真横に移動する)。 4:レールの上に台をおいて、その上に木材(盤木)を置いて船を乗せている。なお船の底は丸いと思われがちだけど、通常はほぼ平らになっている。 5:館山航空基地の前で記念撮影。ここはかつて旧海軍の航空基地で、艦上攻撃機や陸上攻撃機が展開、太平洋を哨戒していた。 この付近にはそれに関連した地下壕などもあるらしいのだが、下調べをしていなかったので寄らなかった。 6:基地をちょっと離れたところから見た造船所(1010時)。4隻の船がいるのがわかる。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
館山基地を離れた後は、館山湾沿いにひたすら北上、館山道の富浦IC付近にある道の駅とみうらに行く(1035時)。 昼飯にはまだ早いのでここでは休憩しただけ。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
再び海沿いを北上していき、1100時に道の駅富楽里(ふらり)とみやま(「とみうら」と名前が似ている)に到着。 ここは館山道のPA(ハイウェイオアシス)と一体となった道の駅。中で総菜屋が営業していたので、適当なものを見繕って昼飯とする。 ここで、今後の行動を考える。ここをすぎると道の駅はあまり無くなってしまう。まだ昼でここまで来たということは、今日の日暮れまでに随分先まで行けるということ。 でも見たいと思う観光スポットがあまりない。だったら一気に千葉市の先まで行ってしまおうと決定。 1140に出発。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
1152時、鋸山ノープウェイのふもとの漁港。 1:東京湾フェリーの船がすれ違うのが見えた。 2:対岸に見えるのは横須賀の火力発電所か? 3:鋸山ロープウェイ。鋸山というと、「地獄のぞき」が有名だけど、あんな怖いところになど行けるか!!(高所恐怖症) 4:漁港なので漁船をバックに記念撮影。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
フェリー埠頭をちょっと過ぎたところから撮影(1200時)。車を運ぶ船だけに奇妙な形をしている。 なお、車が自走して船に乗り自走して船から降りることの出来る船を、ローロー(RollOn-RollOff)船と呼ぶ。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
− |
金谷を離れた後は、再びひたすら北上を続ける。次の目的地は富津岬。 |
1240時、富津岬の先端に到着。 1:富津岬の先端にある展望台。 2:展望台からすぐそこには第一海堡が見える。その向こうに見えるのは住友重機追浜造船所のようだ。 3:もうすこし向こうには第二海堡で、コンクリートが割れているのが見える。その向こうは長浦湾のあたりで、右に自動車運搬船がいて、左は米海軍の施設らしい。 4:緑に覆われた島は猿島か? 5:彼方に横浜が見える。 6:その北方に見えるのは川崎か? 7:展望台から見た半島としての富津岬。いかに細いかがよくわかる。(左が北で右が南) 第一海堡、第二海堡、海没した第三海堡、猿島の4島で東京湾要塞の最終防衛線を形成していた。 この富津岬も東京湾要塞の一部であちこちに遺跡が残っているらしいんだけど、今回はそれはスキップ。 遺跡を見に来るという案を既に持っているので、今回はその下見程度で済ませる。 ※海堡=かいほ。海上要塞の意。 (撮影:Powershot S3IS) |
|
− |
1258に富津岬を出発。
富津公園を出てすぐにR16が始まっているので、これに乗って北上していく。 君津市のあたりからR16の左側は工場地帯になり、道が広く走りやすくなっている。また上空を羽田空港に進入する旅客機がしばしば通過する。 東京湾アクアライン連絡道の袖ヶ浦ICの前後でいったん海沿いを離れるが、またすぐに工場地帯に入る。 その袖ヶ浦ICを過ぎたあたりでガソリンを10リットル補給した(1337時)。15リットル以上消費したので10リットルだけ入れたんだけど、燃料計はまだ上の方に隙間があったから随分消費したんだな。 蘇我の手前で内陸側に入り(1415時)、京葉道路と並走する。ここまでくると車の数が多くなってくるが、東京と比べるとまだ少ない。 |
1435時、穴川で千葉都市モノレールと交差して、R16が京葉道路から離れる。
(撮影:Powershot S3IS) |
|
穴川を過ぎてからガソリンを再び補給(1445時)。今度は満タンまで入れたんだけど、給油量は10リットルだった。これでもうガソリンの心配はなくなった。 給油後、勝田台で陸上自衛隊の習志野演習場の近くを通り(1/13の降下訓練始めに行く予定)、1500時に道の駅やちよに到着。 時間が遅ければここで車中泊しようかと思ったけど、まだ日が暮れるまで時間があるのでさらに北上することにする。 |
|
海上自衛隊下総航空基地のすぐそばを通って、 1530時に道の駅しょうなん着。 ここは前に下総航空基地に来たときに車中泊した道の駅で、隣に温泉施設があるので車中泊には便利な道の駅。 温泉の駐車場に車が止まっているのは見えたから営業しているだろうことはわかっていたが、元旦なので短縮営業している可能性がある。それを確認しにいったら、混雑してすぐに入れないと言われた。どうやら元旦なのに暇を持て余した人が大勢来ているらしい。 きっと日中に風呂にはいって夕食を食ったら帰るだろうと予想して、19時前になってから温泉に行ってみたら予想通りすぐに入ることが出来た。1時間ほどかけて風呂と食事をして、20時過ぎに車に戻り日記を書いてからおやすみなさい。 なお食った夕食はホッケ定食。酒飲みはこれを食うと酒が飲みたくなるらしいけど、自分は酒のみじゃないので普通におかずになる。そういえば昔、よくつまみを食ってるねと言われたことがあったっけ。 |
− | 1月2日 夕べは22時頃に寝たので、朝5時前に目が覚めた。しかし寒いしやる事もないのでそのまま寝袋の中でうだうだ。 6時前に起床して、顔を洗って車内を整理して暖気運転をして0630時に出発。今日の目的地は秋葉原。 秋葉原で買う物があるから秋葉原に行くんだけど、当初は秋葉原のUDXビル駐車場に車を入れてそこで寝ようかと思っていた。 でも駐車料金が勿体ないし朝早く起きても暇を持て余しすぎるのでそれは中止、道の駅で泊まることにした。 道の駅を出たら一旦R16に戻ってR16を北上。 つくばエクスプレス線まで行ってから引き返して、水戸街道(R6)に入って南下開始。 なんでつくばエクスプレスの線路まで行ったのかというと、前に横田基地からR16をずっと走って柏まで来たことがあるから、それに接続させるため。これでR16は横田基地〜富津まで走ったことになったぞ。 水戸街道はずっと南下していくと浅草橋に出る。浅草橋は秋葉原の次の駅。つまりこの道をひた走れば秋葉原のすぐそばに出られるということ。車は少ないし、道なりに行けばいいだけだからラクチンラクチン。 0740時に秋葉原着。いつもならドトールに入って時間を潰すところだけど、正月なので開店が遅くなっている。なので仕方なく車内で時間を潰す。0900時にドトールが開店したので、そこからはドトール店内で時間を潰す。そして1000時すぎにドトールを出てうろつき開始するも、まだ店の方が開いていない。どこもここも11時開店だから、こんどはうろつき回りながら時間を潰す。なんでこう潰す時間ばかり有り余るのだろうか。 1100時を過ぎてからアチコチの店を回るも、特に欲しい物はなし。1GBのSDカードが千円割れとか、DVD-R50枚二千円未満とか、福袋とか、興味をひく物はあっても欲しい物はなし。なので当初の予定通り7インチ液晶のDVDプレーヤを購入し、吉野家で牛丼を食ってから帰途につく。 1210に秋葉原を出発し、1350に帰宅。これで今回の初日の出旅行が終わった。 |
− | 1月3日 帰ってきた当日でなく翌日にガソリンを満タンまで入れ、潮風を浴びた車を洗った。 【今回の旅行の結果】 ・所要時間:約45時間 ・走行距離:442.8Km(燃費=15.68Km/L) ・費用 :2.3万円(うち1万円はDVDプレーヤ代) 今回は経済走行を心がけ、高速道路でもスピードは控えめ、一般道でも積極的に5速に入れていった。おかげで結構な燃費になった。 |