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【航空自衛隊 浜松基地】

平日の浜松基地のT−4の飛行作業を撮りたくて、浜松基地に行ってきました。
そしてその週末の浜松航空祭にも行ってきました。
浜松旅行記


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至極当然の事でありますが、写真の無断転載、無断リンクはいっさい禁止・お断りです。

その1
平日
【その2】
BI予行
その3
航空祭当日1
その4
航空祭当日2


BI予行
10/18(木)に静浜基地でT−7の編隊飛行を見て、その日の夕方にイロイロ悩んだ挙げ句、浜松航空祭を見に行くことを決定。その日の晩は東名高速富士川SAで車中泊。 10/19(金)の朝に東京に帰ってきて防寒装備を補充、夕方に浜松に向けて再出発してまた富士川SAで車中泊。 そして10/20(土)の朝に浜松基地に到着。 航空祭前日なのでBIが到着して予行が行われるだろうと思っていたけど、正解。

回りを見てみると、キャノンではやはり100-400mmを使っている人が多い。28-300mmと同じ花形フードつけている人なんか1人くらいしか見なかったし。100-400mmは欲しいレンズだけど、発売から9年近く経っているのでそろそろ新しいレンズが出ると予想しているので買い控えしている。

この日の晩は基地付近で車中泊。
参考資料
ロール=機体を右か左に回転させる機動。
ループ=宙返り。


フィンガーフォー(左手の人指し指から小指と同じ隊形)、
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ダイヤモンド(菱形)
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アローヘッド(矢尻)
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傘型
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デルタ(三角)
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トレイル(単縦)
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エシュロン(斜傾)

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ラインアブレスト(横隊)
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早い時間のうちにT−4が整列していた(0930時)。
キャノピーにカバーをかけて隣に電源車を置いているから、今日飛行があるのかと思った(無かったけど)。
10時にブルーインパルス登場。珍しくスモークを曳きながら現われた。
BI第1編隊が着陸。
2番機は後席が手を振っている。
第1編隊が着陸し終わったら第2編隊が登場。
BI第2編隊が着陸。
11時になって入間のC−1が着陸。
このC−1がブルーインパルス用の資材を運んで来たのかな?
13時半になって予行開始。滑走路へのタキシング中もちゃんと整列している。
なおこの前にウォークダウンとかもやっていたらしい(スピーカーの音が微かに聞こえていた)。
浜松広報館は人だかり。ガラス張りの階段の所も人がいっぱい。
滑走路エンドで整列して待機。
スモークテスト。
1〜4番機が離陸を開始する。

1:フィンガーフォーの隊形で滑走を開始
2:まず1番機が離陸
3:続いて2、3番機が離陸
4:最後に4番機が離陸
5:4番機は離陸するとすぐに1番機の真後ろに位置を変える
6:ダイヤモンド隊形で高度を上げていく
離陸した4機がダイヤモンド隊形を維持したまま再び会場に進入してくる、「ダイヤモンド・テイクオフ・ダーティーターン」。
脚を格納した状態をクリーン形態、脚を出した状態をダーティー形態というから「ダーティーターン」というんだそうだ。この写真では判りにくいが、ちゃんと脚を出している。
続いて5番機が離陸を開始(ローアングル・キューバン・テイクオフ)。

1:地面すれすれのまま脚を格納して会場正面を通りすぎる。
2:滑走路端まで来たら急上昇
3:インメルマンターンをして機種をこちらに向けたら高度をやや落としながら会場正面に入ってくる
4:会場正面に入ってきた
5:飛び去る5番機からバントンタッチするかのように6番機が離陸滑走開始
5番機からバトンタッチした6番機は離陸は普通だが、脚を出したまま上昇ロールする「ロールオン・テイクオフ」を見せる。
ダイヤモンド隊形でループ(ファン・ブレイク)。
トレイルから傘型隊形に変換して水平ループ(チェンジ・オーバー・ターン)。
ソロ機のロール(インバーテッド&コンティニュアス・ロール)。
傘型隊形でループして、降下しながら左右に広がる「レインフォール」。
昔、これと同じ「下方空中開花」でブルーが墜落して、下方空中開花は課目から削除された。現在はT−2より旋回性能の良いT−4だから落ちる可能性は低くなっているハズ。

レンズが28-300mmだから、EOS 30Dに付けると45-480mm相当になる。この広角側があるからこんなのが撮れる。
(ただし、よくフォーカスし直すのでシャッターチャンスを逃すことが少なくない。これが欠点)
トレイルからダイヤモンドに変換しながらループを行う「チェンジ・オーバー・ループ」。

チェンジ・オーバー・ターンは水平方向に機動を行って、チェンジ・オーバー・ループは垂直方向に機動を行う、という違いがある。
「レター・エイト」でスモークを出し始める瞬間(3番機が一瞬早く出している)。

この後、4番機が左旋回、他の3機が右旋回を行う。4番機は急いで水平ループを終わらせ、ゆっくり水平ループしている編隊に追いつくというもの。この二つの航跡が8の字になる。
「レター・エイト」でのソロ機(4番機)のループ。
2機が対向して会場正面ですれ違う「オポジット・コンティニュアス・ロール」でのソロ機。
会場正面へフィンガーフォーで接近して、背面飛行に移行(フォー・シップ・インバート)。
まず1番機と4番機が背面になってから、2番機3番機が背面飛行に移る。間隔を詰めながら会場に近づいていく。そして背面飛行から復帰するときは間隔を開いてから180度ロールする。

飛行機は機体上面の方向に浮くように出来ているので(揚力)、背面飛行すると地面に向けて揚力が発生してしまう。おまけに重力まで加わるから姿勢制御が極めて困難になる。それでありながら編隊を維持するんだから相当な技量がないとできない技。
5番機6番機で垂直方向(バーティカル)にハートを描いて、4番機でハートを射る「(バーティカル)キューピッド」。

なお雲があるときは水平方向(ホリゾナル)に描くキューピッドとなる。

これはCapio GX100(24mm)で撮影。
3機が横一線(ラインアブレスト)になってロールをおこなう「ラインアブレスト・ロール」。
水平ループをした後に垂直ループする「360°&ループ」を行うソロ機。
「ワイド・トゥー・デルタ・ループ」で太陽に向かってループ。間隔の開いた状態でループに入り、だんだんと間隔を詰めていく。
(課目名は「デルタ」となっているが実際には傘型)
デルタ隊形を維持しながら、デルタ隊形を維持しながら、ゆっくりとロールしながらループする「デルタ・ロール」。
見ていたらほぼ真正面で飛んできた。もうファインダーを見ながら大興奮。一緒にいた人も真正面だって喜んでいた。
デルタ隊形を維持しながら宙返りする「デルタ・ループ」。
こちらもほぼ真正面で飛んできた。ただしループを始めたときのスモークが残っていて写真としてはイマイチ。
この後、6機が一斉にロール(一回転)する「ボントン・ロール」。
ソロ機が垂直に8の字を描く「バーティカル・キューバン8」。

機動としては、インメルマンターン→ループ→スプリットSの連続技という事になる。
「スター&クロス」の前半。垂直上昇した後、5機は各方向に分かれてスプリットSで急降下。機種方向をややずらしてスモークを出すと星ができ上がる。


この後に車を移動させに行ったので、この後の数課目は撮れていない。
ダンプの出入りがある道に駐車しているのがいた。駐車しないでくれと意思表示しているのにそんな所に止めるからこんな風になるのだ。
ブルーインパルスの飛行中の光景。
ブルーインパルスの飛行が終わるとUH−1とAH−1がやって来た。待たされたクチかな?
UH−1。(所属は不明)
AH−1。(IATHと見えたけど、第1対戦車ヘリコプター隊はこの付近にはいないはずなので、本当の所属は不明)


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