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【東北計画】

以前から見に行きたいと思っていた被災地、仕事場の夏休みが一週間あるのでそのタイミングで行ってきた。

当初は5月の連休に行く予定を立てていたのだけど、仕事の都合やら諸般の事情やらで行けずじまい。 (結果的には天気がよくなかったので行かなくてよかったかも)
そして7月に今の仕事場の夏休みが8/6〜10(土日を加えると8/4〜12)ということが判明したので、 仕事の合間に計画を立てていた。


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計画策定 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目
東北自動車道を北上、どこかで海岸に出てひたすら南下しつつ被災地を見て回る。
日程は4日に出発で11日までに戻ってくる、ただし最終日は予備日とする。
これが基本計画。

初日は移動日なので、どこまで行けるかをまず計算する。
久喜IC(33)からだと、安達太良SA(226)まで193Km、国見SA(280)まで247Km、長者原SA(380)まで347Km。 80Km/hで走るので、安達太良SAまで2時間半。これは近すぎる(東北まで遠すぎる)のでNG。 国見SAまで3時間で長者原SAまで4時間ちょい。初日はこのどちらかで車中泊としよう。

どこから海岸に出るかと地図を見ていたら、仙台が一番近いけどこれはNGだ。 一関あたりから東北道は海岸から離れていくので、一関で東北道を降りて気仙沼で海岸に出ることに。

勿来の関跡は見たいと思っているのと、福島県の三春に寄ってここにある神社にお礼を言いに行きたい(詳細後述)。 なので、南下していくのは勿来までで、そこから内陸に入って三春に寄って帰ることに。

googleマップを使って移動距離を調べて車中泊場所の目星をたてていくと、この行程でちょうどいい事が判明。
※正月の初日の出計画での元旦の移動距離(180Km程度)から、 1日の移動距離は120Km前後として計画を立てていった

ところが調べていくと、ちょうど自分が通過するときに仙台七夕まつりが実施されることがわかった。 だったらそれも見に行こう、見るなら朝イチからだな、という事で計画を修正。 仙台付近で車中泊することにして、早朝に見に行くことにした。
混雑するのは嫌だし、そんな時間に行くと駐車場に入れない恐れもあるので、朝に行くことにしたわけ。

これで基本計画はほぼ決定。
引き続き、見たい場所をピックアップしていく詳細の策定に入っていった。



計画の詳細
・時間があれば、気仙沼から北の陸前高田や大船渡も見に行こう。
・福島の原発付近は通れるのかどうかがよくわからない。
・勿来の関のことを調べたら、宮城にもあることが判明したので、そこも計画に加える。
・女川には大戦末期に空襲があって海軍艦艇に損害が出ている。その戦没者の慰霊塔があるので見たい。
・松島を見たい。
・仙台空港も見ようか?
・ガソリンは被災地で入れる。
・時間が作れれば百里基地に行きたい。
・大洗海水浴場を見たい。(押井守!!)
・7月にNHKをつけていたら相馬野馬追の番組がやっていて、恰好いいなと思った。 なので相馬野馬追の会場を見たい。

以上のようなポイントを加えていって、どの道を通ってどこを見るのかを詰めていった。

ところが更に北にある大槌町や山田町も見に行こうかと思い立って計画の修正をしてみた。
東北道は一関ICではなく花巻空港の近くの東和ICで降りて、釜石で海岸に出る。 海岸に出たら一旦北上して山田町まで行って、そこから被災地を見つつ南下。 ところがこれだと仙台七夕まつりに合わせるのが難しくなってくる。 移動距離と車中泊場所を計算していくと、どうしても仙台に合わせにくい。
いろいろと考えたけど、こっちの修正計画の方は放棄することに決定。

これで詳細計画も決定、以下のようになった。

1日目(08/04)
自宅
鷲宮神社(自宅−鷲宮:55Km、2時間)
加須(鷲宮−加須IC:4Km)
(給油)
加須
船引三春(加須−船引三春:203Km、2時間半)
(神社)
船引三春
長者原SA(船引三春−長者原:176Km、2時間10分)

2日目(08/05)
長者原SA
一関IC(長者原SA−一関IC: 40Km、30分)
気仙沼
(給油)
道の駅津山

3日目(08/06)
道の駅津山
女川
金華山?
石巻
松島基地
松島(観光船?、双観山展望台)
仙台(洗濯)

4日目(08/07)
仙台(七夕まつり、仙台城跡)
惣の関ダム(関跡)
仙台空港
相馬
(給油)
道の駅そうま

5日目(08/08)
道の駅そうま
道の駅南相馬
(原発)
勿来
北茨城IC(142.4)
中郷SA(136.6)

6日目(08/09)
中郷SA
水戸IC
大洗
百里
栃木
鷲宮
帰宅

7日目(08/10)
予備日


勿来
「勿来」は旧海軍の砲艦の名前となるはずだった。 しかし中国に派遣するのに「来る勿(なか)れ」、つまり「来るな」では具合が悪いのでこの名前は使われなかった という歴史がある。


みちのく霊泉・やわらぎの湯 (http://www.yawaragi-no-yu.jp/)
母は生前に三春にある「やわらぎの湯」に湯治に行っていた。
この「湯」はガン患者などの間では有名なところで、いわゆるラジウム温泉。 母は5月から8月まで通っていた。
その事について、やわらぎの湯の裏手にある三春大神宮にお礼を言いに行きたいとずっと思っていた。


給油計画
ガソリンは被災地で入れることにした。
ウチから(三春を経由して)気仙沼まで528Km。 一般道を13Km/L、高速を17Km/Lとして計算すると、消費燃料は32.9Lとなる。
サンバーのタンクは40Lあるので、余裕はある。 しかしもうちょっと余裕を持ちたかったので、東北道に入る前に給油することにした。 これで10L以上の余裕となる。
気仙沼で給油して、あとは相馬で給油すれば帰宅まで充分となる計算だ。
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